個人にファンをつける3つのポイント|スタッフ個人ブランディング

店舗アカウントの認知を個人の「ファン化」につなげるには、単に露出を増やすだけでは不十分です。
心理学的なアプローチを取り入れたコンテンツ設計によって、視聴者を 「フォロワー」から「熱狂的なファン」へ引き上げることができます。 ここでは、個人にファンをつけるための3つの重要なポイントを解説します。

カメラに向かって自然に話すスタッフ
フォロワー数ではなく、「この人だから見る」という理由をつくれているかどうか。

フォロワーとファンは、まったく別のもの

フォロワーは「とりあえず見ておく人」、ファンは「この人だから見る人」です。 数字の上では同じ1でも、来店や購買という行動につながる確率はまったく違います。

そして、フォロワーは露出で増えますが、ファンは露出では増えません。 ここを分けて考えられていないことが、「フォロワーは増えたのに売上が動かない」という状態の正体です。

1. 共通点コンテンツで心理的距離を縮める

「類似性の法則」を発信に応用する

人は自分と同じ共通点を持つ相手に対して、心理的に強い興味・親近感を抱く傾向があります。 これは心理学における「類似性の法則」とも呼ばれる現象で、 SNSマーケティングにおいても非常に有効な手法です。

共通点は「入口」として機能する

血液型やMBTI(性格診断)などのコンテンツを発信することで、 「自分と同じタイプだ」「わかる、共感できる」と感じた視聴者が自然と親近感を抱きやすくなります。

共通点を起点にしたコンテンツは、初対面の視聴者との距離を一気に縮める入口として機能します。 商品の話をする前に、まず「この人は自分と近い」と感じてもらう。その順番が大切です。

撮影の合間に笑い合うスタッフ
作り込まれた人物像より、多面的な人間らしさのほうが記憶に残る。

2. 強い主張でコアファンを生み出す

当たり障りのない発信からは、ファンは生まれない

個人の出来事や意見について、あえて強く主張・表現することも、ファン化には欠かせない要素です。 当たり障りのない発言よりも、はっきりとした価値観や考え方を打ち出すことで、 「同じ考え方だ」「この人を応援したい」と強く共感する層が生まれます。

共感しない層が出ることを、あらかじめ許容する

強い主張には、共感しない層も一定数出てきます。それでも、 それ以上に強く支持する熱量の高いファンを獲得できる点がポイントです。

全員に好かれようとした発信は、結局誰の記憶にも残りません。 中途半端な発信では生まれない「強いファン」は、明確な自己主張からしか育ちません。

「強い主張」と「炎上」は別物です

打ち出すのは価値観や考え方であって、他者や他店の批判ではありません。 誰かを下げて注目を集める発信は、短期的に数字が動いても、店舗のブランドを毀損します。

3.「ギャップ」で人間味と親近感を演出する

3つ目のポイントは、普段のイメージとのギャップを意図的に作ることです。

  • 普段はクールで少し怖い印象 → 実は天然でかわいい仕草や発言をする
  • 普段はふわふわ・柔らかい印象 → 仕事中はテキパキとした一面を見せる

このようなギャップを見せることで、視聴者は「意外な一面」に人間味を感じ、 より強い親近感・愛着を抱くようになります。 一面的なキャラクターよりも、多面的な人間らしさを見せることが、長期的なファン化には効果的です。

まとめ|ファンを増やす3ステップ

  1. 共通点コンテンツ(血液型・MBTIなど)で心理的距離を縮める
  2. 強い主張で共感するコアファンを獲得する
  3. ギャップ演出で人間味・親近感を高める

この3つのポイントを意識したコンテンツ設計こそが、店舗アカウントの認知拡大を「個人へのファン化」へとつなげ、 来店・リピートといった実際の行動につながる、再現性の高いSNS運用ノウハウです。

この記事を書いた人

内田圭人(株式会社UFDマーケティング 代表取締役)

人材派遣・建設・不動産・店舗ビジネスに特化したinstagram・TikTok運用代行を提供。 自社アカウント「のむアイス」で総再生550万回を突破し、7店舗への事業拡大を支援。 平均1万再生超の運用ノウハウをもとに、企画・撮影・編集・分析までを一貫して手がけています。

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